『未来への準備：2024年問題を越えて』 〜 菱幸運輸の挑戦
会社紹介
デジタコのデータからアナログ式に人の手で集計をしておりました。業務改善をする方法がないか模索していたところ、貴社の勉強会に参加興味を持ちました。その後矢崎グループ様のご紹介で勤怠ドライバーの説明を受け、非常に効率的な商品・サービスであると感じたことがきっかけとなり導入することになりました。
導入のきっかけ
導入前は作業日報をExcelに入力して管理していましたが、運行計画と実際の状況に差が生じ、3年前に長距離トラックドライバーの未払い残業代の訴訟が発生しました。最終的には労働審判による和解が成立しましたが、その経験から、顧問弁護士や社会保険労務士より、出退勤簿を電子化することが不可欠であると指摘を受け、電子化の必要性が明確になりました。
導入後の変化
以前は出庫時間を勤怠の始まりと考えていましたが、出勤までの時間が空いていることを指摘されました。また導入前は集計結果が月末にならないとわからない状況でした。現在はシミュレーション機能やアラート機能を使いながら出勤時間からリアルタイムで状況確認することができており、2024年問題に向けても非常に役立っております。課題となっていた管理者の１か月の作業時間は一人当たり２０時間減少し、給与計算までの時間も短縮することができました。
ロジ勤怠システムのサポート体制について
担当者様が丁寧にわかり易く説明していただいており、こちらからの要望、提案なども積極的に取り入れて頂けているので、安心感は抜群です。勿論、システム上の課題もありますが、共に改善しながら運用出来ていることに満足しております。
今後の取り組み
2024年問題だけで無く、会社また菱幸運輸グループ全体で管理者が中心となり、勤怠ドライバーの理解力を高め、十分な機能の活用、無駄の無い運用で、従業員さんがより働きやすい職場環境への改善に取り組んで参ります。
これから勤怠管理に取り組む運送会社の皆様へ
何より最前線で業務を進めてくれている従業員さんのために、適切な時間管理をすることが重要ですので、会社・運行管理者が率先して導入をして頂くことが最優先課題かと思われます。個々の問題としてとらえるのではなく業界全体として出た課題に対して真摯に取り組み、日本の物流を守る為に皆さん力を合わせて行きましょう。
